先日リリースした某神宮。
当初思ってたより多くの方に楽しんでいただいているようで嬉しいかぎりです。
商品作成数、会員登録数、知名度の向上・・・なんていう表向き(社内向き)な理由とは別に、個人的に込めた想いがありました。
それは「人間が機械(プログラム)に支配される世界をちょっと覗いてみたい。」っていう、プチ・マッドサイエンティスティックな気持ちです。
「Twitter 連携すれば自分のツイートを商品に出来る。」ってことは、(だいぶ語弊があるのは承知の上で)大きく言い換えると「自分がなにもしなくても機械的に商売が出来てしまう。」ということです。
ゆくゆくは過去のすべてのツイートを商品にすることも、bot を使って完全に自動的に大量の商品を作ることだって出来るはずです。(API の回数制限はあるけれども)
またツイートを変換したりグリッチするスクリプトを使えば、自分で意図すらしていなかった商品を生み出し、それを自分のアカウントで販売し始めることが出来てしまいます。
そして誰かがその商品を気に入って購入すれば、実際に工場の生産ラインが動きだし、物質的商品が出来上がり、梱包されて配送されます。
つまり「機械によって意図せず生み出されたモノによって、人間が実際に動かされ(労働させられ)、経済活動に影響を与える」ことが起こりうるわけです。
それってまるで「ブレードランナー」じゃないか!
人間の尊厳とは?創造性とはなんなんだ?
神宮からレプリカントと人間の戦いが始まるんだ。
カミングスーーン。
日々、そんなことを考えながら仕事をしています。